【森林組合受託】冬季・皆伐事業を完遂

2026.02.08

〜次世代の森へのバトンタッチ。雪中の難現場に挑む〜

この度、株式会社ABiLiTYは、男鹿南秋田森林組合様より受託いたしました[五城目地区]における皆伐事業を無事に完了いたしました。

今回の現場は、長年大切に育てられてきた木々をすべて収穫し、再び新しい苗木を植えるための準備を行う「皆伐」です。森のリフレッシュとも言えるこの重要な工程を、最も条件の厳しい「冬季」に実施いたしました。

冬季作業という挑戦:雪と氷のなかで

冬の山林は、美しくも厳しい環境です。積雪や路面の凍結、短い日照時間など、冬季ならではの課題が数多くありました。

  • 徹底した安全対策:足場の悪い雪中での作業は、一歩の滑落が重大な事故に繋がります。チェーンソーの作業前確認から、作業エリアの除雪、低温下での重機メンテナンスにいたるまで、夏季以上の緊張感を持って臨みました。
  • 凍結路面での運搬:切り出した丸太を運び出す際も、凍結した作業道でのスリップ事故を防ぐため、細心のオペレーションを実施。常に路面状況を共有し、チーム全体で安全意識を統一しました。

皆伐(かいばつ)に込めたABiLiTYの技術力

皆伐は、一本の間伐とは異なり、広範囲の景観を一変させるダイナミックな作業です。だからこそ、一つひとつの工程に「ABiLiTY(能力)」の真価が問われます。

  1. 伐倒(ばっとう):効率と安全の最大化
    広大な面積を伐り進める皆伐では、倒す順番と方向の設計が重要です。雪の重みを考慮しながら、後続の作業がスムーズに進むよう計算し、迅速かつ正確に伐倒を行いました。
  2. 造材(ぞうざい):寒冷地での精密な採材
    凍てつく寒さのなか、最新のハーベスタを駆使して造材を行いました。厳しい寒さは機械にも負担をかけますが、日々の整備を徹底することで、木材の価値を損なうことなく、高品質な資材へと仕上げました。
  3. 運搬(うんぱん):資源を確実に里へ
    冬場は搬出のタイミングが限られます。天候を読み、路面状況が良い時間帯を突いて、効率的に丸太を土場へと運び出しました。雪に閉ざされる前に、地域の貴重な資源を市場へと届ける。その責任感が私たちの原動力です。
  4. 道つけ(路網整備):雪解けを見据えた強固な道
    皆伐後の再造林(植林)をスムーズに行うためには、しっかりとした作業道が不可欠です。雪解け水の流れを計算し、春以降の植林作業でも活用できる、崩れにくい強固な道を敷設しました。

結びに:雪解けとともに始まる、新しい森の物語

皆伐が終わった後の山は、一時的に寂しく見えるかもしれません。しかし、それは新しい森が始まるための「ゼロ地点」です。厳しい冬の間に私たちが整えたこの場所には、春になれば新しい苗木が植えられ、また100年先の未来へ向けた成長が始まります。

男鹿南秋田森林組合様、そして地域の皆様。 厳しい冬季施工を無事故で終えられたのは、皆様のご理解とご協力があったからこそと感謝申し上げます。

株式会社ABiLiTYは、どんなに厳しい環境であっても、確かな技術と情熱を持って、地域の山々を守り続けてまいります。山の更新、皆伐、そして再造林のご相談は、ぜひ私たちにお任せください。

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