秋田県五城目富津内地区における林業現場の作業完了報告

2026.07.15

株式会社ABiLiTY(アビリティ)です。平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

今回は、今年の3月から5月中旬にかけて、秋田県南秋田郡五城目町の富津内(ふつない)地区において執り行いました、山林における作業事例について詳細をご報告いたします。

本現場は、残雪の残る厳しい冬の名残から、山々が鮮やかな新緑に包まれる初夏まで、季節をまたぐ長期のプロジェクトとなりました。気候の変動が大きい時期ではありましたが、現場スタッフが一丸となり、無事故・無災害で安全第一にすべての工程を完了いたしました。

■ 現場概要

  • 作業期間: 2026年3月 〜 5月中旬
  • 作業場所: 秋田県南秋田郡五城目町富津内地区
  • 主な作業内容: 皆伐および木材の搬出作業

■ 季節の移り変わりと、現場における安全管理の徹底

作業を開始した3月当初の富津内地区は、まだ残雪があり、足場の確保すら容易ではない冬期特有の過酷な環境下でのスタートとなりました。低温による油圧機器やチェーンソーといった各種林業機械への影響を最小限に抑えるため、毎朝の入念な暖気運転と始業点検、足元の凍結対策を徹底し、緊張感を持って施工にあたりました。

4月に入ると本格的な雪解けを迎えましたが、この時期の山林は融雪水によって地盤が非常に緩みやすく、泥濘化による重機のスリップや、法面の崩落といった特有のリスクが伴います。ABiLiTYでは、運行ルートの事前入念な踏査と、地盤状況に応じた適切な排土・補強対策をリアルタイムで行うことで、運行安全を確保いたしました。

5月の声を聞く頃には気候も安定し、新緑の心地よい風が吹く中で、最終的な集材・搬出、そして現場の整理整頓(片付け)まで、一連の工程を計画通りに美しく仕上げることができました。

■ 高性能林業機械の運用と技術的アプローチ

本現場においては、プロセッサやフォワーダといった高性能林業機械を効率的かつ的確に投入いたしました。限られた工期の中で最大限の生産性を発揮しつつ、伐倒時には周囲の残存木(残す必要のある立木)を傷つけないよう、熟練の技術を持ったオペレーターが細心の注意を払ってコントロールしています。

また、木材を山林から搬出するための作業道作設においては、将来的な大雨や自然災害時の土砂流出を想定し、山肌への負荷を最小限に抑える「環境に配慮した道づくり」を意識して施工いたしました。ただ木を伐るだけでなく、作業後も山が健全な状態を維持できるよう配慮することが、私たちプロフェッショナルの使命であると考えております。

■ 地域の皆様への感謝と今後の展望

約2カ月半にわたる期間中、重機の搬入・搬出や木材運搬車の往来など、近隣住民の皆様には多大なるご理解とご協力をいただきました。現場周辺の道路清掃や安全な運行速度の遵守に努めてまいりましたが、地域の皆様の温かい見守りがあったからこそ、こうして無事に作業を終えることができました。この場を借りて心より深く御礼申し上げます。

株式会社ABiLiTYは、ここ秋田の豊かな山林資源を守り、適切な管理を通じて次世代の地球環境へとバトンを繋ぐため、これからも技術の研鑽と安全性の向上に努めてまいります。

所有されている山林の管理方法(間伐・皆伐)についてのご相談や、法人の皆様からの施工依頼など、山に関することであれば規模の大小を問わず、いつでもお気軽に株式会社ABiLiTYまでお問い合わせください。

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